- 作る前に「地図(設計)」を描く意味が分かる
- アプリに必要な画面を決められる
- 保存するデータ(テーブルの列)を決められる
前の回で決めた企画をもとに、紙とえんぴつでやります。20〜30分。
いきなり作らない。まず地図
家を建てるとき、いきなり木を切ったりしないよね。まず図面(どんな家か、部屋はいくつか)を描く。アプリもおなじ。作りはじめる前に「どんなものを作るか」の地図をつくることを 設計 といいます。
地図があると、まよわずに作れて、あとで大きく作り直すことが少なくなります。地図は2つ描くよ。画面の地図とデータの地図だ。
画面の地図
画面の地図とは「どんなページが要るか」を書き出したもの。たとえば学習アプリなら、こんな画面が考えられる。
- 📝 問題を解く画面 … クイズが出て、答えをえらぶ
- 📊 記録を見る画面 … 今までの成績やグラフ
だい1回でやった「入力 → しょり → 出力」をおぼえてる? それぞれの画面を、この3つで整理してみよう。
▼ 問題を解く画面 を整理すると入力:答えをタップ
しょり:正しいか判定する
出力:○か×を見せる
しょり:正しいか判定する
出力:○か×を見せる
データの地図(テーブル)
データの地図とは「何を保存するか」を決めること。だい21回で見た attempts テーブルを思い出そう。表(テーブル)の 列 を1つずつ決めるんだ。
▼ 九九アプリの attempts の列(手本)dan(何の段)/ multiplier(かける数)
chosen(えらんだ答え)/ is_correct(正解か)
elapsed_ms(かかった時間)/ created_at(いつ)
chosen(えらんだ答え)/ is_correct(正解か)
elapsed_ms(かかった時間)/ created_at(いつ)
これを手本に、自分のアプリ用の列を考える。「あとで記録を見るとき、何が分かればうれしい?」を思いうかべると、要る列が見えてくるよ。
紙に、自分のアプリの地図を描いてみよう。
- 自分のアプリに必要な画面を書き出す(例:問題を解く画面・記録を見る画面)
- それぞれの画面を 入力 → しょり → 出力 で整理する
- 保存するテーブルの列を決める 例:漢字クイズなら
kanji(漢字)/正解か/いつ - できた地図を AI に見せて「足りない画面やデータはある?」と相談する
💡 AIに相談してみよう:自分の企画を伝えて「このアプリ、テーブルの列は何があればいい?」と聞いてみよう。出てきた列を、自分が考えたものと見くらべるのが大事。ぜんぶうのみにしないで「これは要る/要らない」を自分で選ぼう。
- なぜ先に設計(地図)をするの?(→ まよわず作れて、作り直しが減るから)
- 画面の地図とは?(→ どんなページが要るかを書き出したもの)
- データの地図とは?(→ 保存するテーブルの列を決めること)
つぎの回(だい28)では、この地図をもとに、まず見た目(画面の枠)を作っていきます。